国連ボランティア計画(UNV) 事務局長
フラビア・パンシエーリ
本事業の研修員は平和構築の現場でベストを尽くせるよう、国内研修を通して必要な知識とスキルを着実に身につけます。これまで4年間、本事業に協力してきたUNVやその他の国際機関は、海外実務研修を通して、質の高い人材を国連ボランティアとして受け入れることができました。今年度もまた、研修員のプロとしての意識とボランティア精神が幅広い平和構築活動へと導いてくれることに期待しています。また、研修員の方々にはボランティアリズムが平和と開発の力強いリソースであることを実感し、研修後もそれぞれの方法で平和構築の取り組みに貢献し続けて欲しいと願います。
長谷川祐弘
法政大学教授、東ティモール大統領特別顧問、元東ティモール担当国連事務総長特別代表
アルバート・アインシュタインが「いかなる問題も、それを生み出した時点に存在していた意識や思考方式によって解決することは出来ない」と云われました。この言葉は平和構築において既存の枠組みにとらわれることなく、創造力を活かすことの重要性を表しております。その想像力を発揮するには、まずは、平和構築人材育成事業で実施されているような平和構築に関する基礎的な概念と事例を事前に充分に研修しておくのもまた重要です。虚心坦懐の心で切磋琢磨して下さい。
ラクダール・ブラヒミ
元国連事務総長特別顧問
日本政府が立ち上げた平和構築人材育成事業は、大変歓迎すべきイニシアティブである。本事業は、アジアの老若男女(若者でない人も!)に対して、より多様で効果的な参画の道を開くものである。本事業が、「ヒロシマ」という名前・歴史と結びついているという強烈な象徴的意義も、見逃してはならない。日本政府と日本国民に対し、この国連と平和に向けての新たな素晴らしい貢献を温かく歓迎し感謝する気持ちをお伝えするとともに、本事業が大きな成功を収めることを祈念する。
中村俊裕
米国NPO法人コペルニク共同創設者・CEO、元国連開発計画シエラレオネ事務所 戦略企画アドバイザー兼代表補佐
最前線で活躍する先輩たちの生の声を聴き、国連機関フィールド事務所での研修を経験出来る平和構築人材育成事業は、国連・平和構築でのキャリアを目指す日本・アジアの方々に最適のプログラムです。是非ともこの事業にチャレンジして、やりがいがあり、チャレンジングな人生の一歩を踏み出してください。後悔はしません!
ケビン・J・アレン
UNHCR駐日事務所 国際人道援助緊急事態対応訓練地域センター(eセンター)コーディネーター
国連難民機関(UNHCR)と在東京UNHCR eセンターは、広島平和構築人材育成センターとの長期にわたる良好な関係性に大変な価値を見出しています。とりわけ、国外で平和構築活動に従事する日本のプロを育成する平和構築人材育成事業コースのお手伝いができることを大変嬉しく思っています。21世紀に発生している結果的に難民や国内避難民を生み出す強制的な移動の性格は、ますます複雑化し、多方面からのアプローチが必要となっています。平和を推進する努力は、究極的には、難民等を生み出す武力衝突や人権侵害、虐待といった事象を減少させます。同様に、平和構築は、持続可能な帰還、そして帰還後の難民や国内避難民の再統合において中心的な役割を果たすものなのです。